治療の流れ
歯石が多い方や、中等度から重度の歯周病、歯槽膿漏の方を対象に、歯科医院でパーフェクトペリオ治療は、従来までの歯周病治療に比べて、下記のような優れた特徴があります。
パーフェクトペリオ治療は、短期間の治療で歯周病治療が完了します。
従来までの中等度から重度の歯周病治療では、何回も何ヶ月も歯科医院へ通院して、歯石の除去などを繰り返していました。
歯科医院で行うパーフェクトペリオ治療では、お口の中の歯周病菌を完全に殺菌するので、軽度の方は1回、中等度の方は2回、重度の方でもほぼ3回で、治療が終わります。
※歯の揺れが激しいような重度歯周病の方、噛み合せが原因で、骨が溶けている方などは、パーフェクトペリオ治療以外に、歯の固定や噛み合せの改善などの治療が必要な場合があります。
パーフェクトペリオ治療は、歯茎を切る必要があまりありません。
従来までの中等度から重度の歯周病治療では、歯茎の中にある汚れや歯石を除去するために、歯茎を切って開き（切開）、中の汚れを取ってから、歯茎を縫い合わせて、歯茎を戻すようなフラップオペレーションと呼ばれる手術を行っていました。
歯科医院で行う、パーフェクトペリオ治療では、特殊な方法で、歯茎の中にある汚れや歯石を除去するため、歯茎を切る必要があまりありません。
パーフェクトペリオ治療は、細胞レベルで歯周病菌をほぼ完全に殺菌します。
従来までの歯周病治療では、歯茎の中にある汚れや歯石をガリガリと機械的に除去したり、部分的にレーザーで歯茎の中を殺菌したり、歯周病菌に効く抗生物質を摂るような治療が主でした。
ところが、これらの治療は、治療後、お口の中の細菌検査を顕微鏡を使用して行ってみると、細菌レベルでは、歯周病菌は多少少なくはなっているものの、完全になくなってはいない場合がほとんどで、再発の可能性も高いのが実情でした。
また、歯茎の中の歯石を取る時に、通常の歯科医院でガリガリ歯石を取る歯のクリーニングでは、歯周病菌を血液の中に送り込んでしまっている可能性も高かったのです。
歯科医院で行う、パーフェクトペリオ治療では、顕微鏡検査を併用して、細胞レベルで、歯周病菌、虫歯菌を、ほぼ完全に殺菌しますので、歯周病の再発の可能性がとても低くなります。
パーフェクトペリオ治療は、2005年に開発された、口の中の虫歯菌や歯周病菌をほぼ完全に殺菌することができる次亜塩素酸電解水を使用します。
パーフェクトペリオ治療は、体への影響がほとんど無い状態で、歯周病菌や虫歯菌を破壊させて溶かす（溶菌）効果があります。
お口の中の歯周病菌や虫歯菌をほぼ完全に殺菌できますので、歯周病治療、虫歯予防に加え、口臭に原因物質を作っている歯周病菌も殺菌できることから、口臭治療にも効果的です。
